7月1日から8月14日までに
板橋区内で熱中症によって亡くなった方が
13人(推定を含む)にのぼることが
板橋区保健所のまとめであきらかになりました。
死亡した13人の内訳は
熱中症が直接の死因になった方が9人。その他が4人です。
性別では男性6人、女性7人。
年代別では
60歳代が2人、
70歳代が6人、
80歳代が3人、
90歳代が2人となっています。
昨年の同じ時期(7~8月)には、熱中症による死者は1人でしたから、
ことしの酷暑の異常ぶりははっきりしています。
板橋区の死者はすべて高齢者です。
戦争の時代を生き抜き、たいへんな苦労のなかで戦後の混乱から復興を成し遂げた方々が、
「暑さ」で亡くなったことの無念を思うと、ほんとうに残念でなりません。
亡くなった方々のご冥福を祈るとともに、
これ以上の犠牲者を出さないためにも、
どうして死にいたる「暑さ」を避けることができなかったのか?
生活、環境、保健…、あらゆる角度からの解明を求めて行きたいと思います。