イギリスの新聞「フィナンシャル・タイムズ」が十九日付の紙面で、靖国神社の遊就館について「日本の戦争の記録を恥知らずにも美化している」と批判しているという。
この記事は、日本で戦時の遺産を消し去ろうとする動きがあると指摘。「靖国神社に隣接する(戦争)博物館は日本の戦争の記録を恥知らずにも美化し、南京大虐殺のような“事件”を言いつくろっている。しかし、訪問者は、雑多で、時には辛らつな反応を感想簿に書き込んでおり、多くの日本人が(博物館の見方に)納得していないことをうかがわせている」と書かれているという。靖国神社に小泉首相が参拝するかどうかという問題とともに、戦争美化の靖国史観が世界的に批判にさらされているのだと、私は感じた。
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