「101匹わんちゃん」ならかわいいけれど、国会議員が101人も靖国参拝するなんて背筋が寒くなる。参拝した自民党の武部氏は「今日の平和と繁栄は尊い戦没者の犠牲の上にある。不戦の誓いを新たにした。(参拝は)日本人として当たり前だ」といっているようだけど、靖国神社は戦争したこと自体を「尊い」ものとして祭り上げている。戦争の神様に「不戦の誓い」など通用するはずもない。「日本人として当たり前」という発想も戦前の全体主義といっしょで気味が悪い。101のなかには民主党議員も含まれているけれど、靖国問題でも「二大政党」は同じコインの裏表でしかないことが良くわかる。