日本共産党板橋南後援会ニュース5月号に寄せられた投書を紹介します。
孫は学童疎開に行かせない――靖国・遊就館を調査して(向原 S・A)
向原後援会は春の催しとして「靖国神社・遊就館に実態調査に行きませんか?」と呼びかけ、2月12日(日)、参加者7人で遊就館を見て来ました。
強い北風の吹く寒い日でしたが、境内には地方からの観光バスが列をつくり駐車、ゲートルをまき旧日本兵のかっこうをした人の姿も見られました。
●「正しい戦争」と宣伝する展示
遊就館のホールにはゼロ戦が飾られ、ドキュメント映画「私たちは忘れない」や、日清・日露戦争から太平洋戦争の多くの展示物が所せましとならべられています。 まさに遊就館は、日本のおこなった戦争は「自衛の必要上」「東洋平和の基礎をつくる上で正しい戦争だった」と宣伝する戦争博物館でした。
調査に参加した人は「あの戦争は日本がおこなった侵略戦争だったという歴史観を持っていないと、展示を見て、ついだまされてしまうのではないか」と感想を語っていました。
●憲法9条を守ることが大事
私は「学童疎開世代」です。かわいい孫に同じ体験をさせないために平和を守る憲法9条を守る活動が今一番大切なことだと思います。