向原住宅に住んでいる方から、「カラスの子どもが巣から道路に落ちて、そばを通る人を親ガラスが襲っている」と“緊急通報”がありました。
街頭宣伝の予定があり、宣伝カーと待ち合わせをしていたので、現場にすぐ行ける状況ではありませんでした。とりあえず「子ガラスを自分で捕ろうとせず、近寄らないようにしてください。区役所か警察に連絡してください」と伝えましたが、やっぱり心配になって、私のほうから区役所の担当課に対処をお願いしにいきました。現場が公社住宅の敷地内なら、駆除する責任は公社にあるのですが、区の職員の方は「緊急時ですから」とさっそく現場に急行してくれました。
待たせていた宣伝カーに乗って街宣をしている途中、現場近くを通ると、先ほどの区の職員が子ガラスを捕獲した直後でした。「だいぶ突かれてしまいました。帽子をかぶってくればよかった」と頭をさすりながらいいます。私からお願いしたこととはいえ、ごくろうさまです。
かくして向原の平和は守られたのでした。