日本共産党板橋南後援会ニュース6月号に寄せられた向原在住のIさんの投稿を紹介します。
私たちの向原「いまと昔」(向原・I)
向原1・2・3丁目からなる向原は、板橋区の南西部に位置しています。練馬区に接するところには、東京メトロ有楽町線「小竹向原駅」があります。住民の要求と日本共産党向原後援会と松崎区議が中心になって進めた署名活動によってエレベーターが設置され駅利用者に大変喜ばれています。
駅の付近はかつて、千川上水の清流がながれ、その両岸は桜並木で、花見の名所でした。近傍から敷物をもった家族連れが集まり宴を開いていたものです。今、上水は暗渠になり、上は道路です。
向原一帯は農家・牧場が点在し、田畑の他は森林と原野でした。小川も流れ、子どもたちは手網でフナなどを捕っていました。戦後は、印刷、製本工場の建設が進み、東京都住宅公社や都営住宅が建設され、住宅、マンションが建ち、駅の周りには商店やスーパーも増え、現在のような住宅地になりました。向原住宅は緑の団地として有名です。