きょうはテレビで広島の平和記念式典をみたあと、日本共産党大谷口後援会が主催した「戦争を語り継ぐつどい」に参加させてもらいました。ご近所に住む戦争体験者のお話を聞き、すいとんを食べながら戦争と平和についてそれぞれの思いを語り合おうという催しです。
先日NHKテレビ「特報首都圏」で
東京空襲被災者遺族への補償を求める提訴を準備していることが紹介された利光はる子さんが、「たくさんの人間の焼けるにおいがいまだに忘れない」とあらためて東京大空襲の惨状を話してくれました。利光さんは「終戦があと半年早ければ空襲で母や弟は死なずにすんだと思うとくやしい。戦争をおこした権力者たちに責任をとってほしい」と政府を提訴するに至った思いも語ってくれました。
ほかの参加者たちもそれぞれが語り部となって軍需工場で働かされたこと、徴用された朝鮮人たちのこと、学童疎開のようす、中国からの引き上げのことなどを話してくれました。
板橋区内の青年たち10人も参加。「戦争中に、『負けるのでは…』と戦争に否定的なことを言うことはできなかったのか」などという質問も出されました。ある青年は「自分の親も戦争を知らない世代なので、貴重な体験を聞く機会をつくってくれて、ほんとうにありがたい」と感想を語っていました。
私も戦争体験を風化させず語り継ぐことを大切さを実感しました。