改選前の最後の区議会になる第一回定例会が始まりました。初日は本会議で各党が一般質問をおこないました。日本共産党から小林おとみ議員が質問に立ちました。
小林議員は質問の冒頭、東武東上線ときわ台駅で人命救助の警察官が死亡した事故にふれ、つぎのように述べました。
「ときわ台駅構内での人身事故について、多くの区民が心を痛めています。駅構内における管理責任は鉄道会社にあります。事故当時のときわ台駅の保安体制は万全であったのかなど、十分な検証が求められます。東武鉄道に対して、ときわ台駅をはじめ、各駅の保安体制の強化と踏み切りの安全対策の改善について、強く要望しておきたいと思います」
小林議員が指摘するように、管理責任は鉄道会社にあるのに、そのことが深く追及されていないように感じます。今回の事故ばかりでなく、「人身事故により電車に遅れが発生」などというアナウンスが日常的に聞かれるようになっていて、身近な危険に慣れっこになっているのがこわい。
自らの命を線路にほうり出す行為に一番の原因があることはもちろんですが、そうしたことをおこさせない対策をもっと考えてもいいと思いました。
宮本警部のご冥福をあらためてお祈りします。
人命救助の巡査部長の冥福を祈る
ときわ台駅での踏切事故