さいたま市で元厚生省事務次官の夫妻が殺害され、中野区では別の元厚生省事務次官の妻が刃物で刺される事件が連続して起きた。二つの事件が無関係とは思えない。とすれば、これは計画的なテロなのか?
ふたりの元事務次官とも、年金や医療・介護の大「改革」を担ってきた人物。今日の混乱ぶりをみれば、それらは「改悪であった」といえるものだと思う。しかし、それを批判することと、暴力をふるうこととはまったく別。人間の命と尊厳をうばう暴力やテロは、民主主義と社会にとって最悪の有害物だ。
これ以上の被害者が出さないこととともに、犯人が一日も早く逮捕され、法の裁きをうけることをのぞむ。
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