板橋区議会・予算特別委員会の文教児童分科会がおこなわれました。
私が質問(要望)したのは、
学校給食費の滞納問題にかかわって、給食の質を落とさないための公的支援。
要支援児の学童クラブへの入所を保障すること。
学校私費負担の軽減。
「貧困」から子どもを救うための教育委員会と福祉事務所の連携。
子どもの自殺予防のとりくみ。
などです。
質問時間は1回20分と決められていて、私は2回、計40分の質問をすることができました。
うれしかったのは、日本共産党提出の予算修正案(修正動議)について、
公明党議員から質問をうけたこと。
おかげで、割り当てられた時間以上に
発言の機会を得ることができました。
公明党議員も同じ時間制限があるなかで、
持ち時間の半分以上を、共産党案についての質問に割いてくれました。
ふつう、与党会派は区長提案の予算案を
補強する質問をするもので、野党提案は「無視」するものだと
勝手に思いこんでていましたが、
思いがけなく、わが党の政策について説明することができました。
文教児童にかかわる予算修正の内容は
1).区立保育園の民営化の凍結。
2).小中学校の「入学祝い」支給
3).就学援助の拡大(現行の支給基準である1.26倍【生保基準に対して】を1.3倍に引き上げる)
の3点です。
いずれも、区民要望に応え、どの子にも教育機会を保障するうえで、必要な施策と考え、
議員提案権を行使して、予算修正の提案をさせていただいたものです。
与党・公明党から質問していただいたのは、うれしいのですが、
欲をいえば、「いま、どんな施策が必要か」という本質を問う質問してほしかった。
「(区への)いやがらせのための提案だ」
「共産党独特の主張だ」
「思いつきにすぎない」
などという評価をくだしていただいたが、
これも板橋区議会の現状なのだ、と受けとめるしかない。
「入学祝いを支給するというが、4月に間に合うのか」という質問には、
内心、定額給付金のことが浮かんだが、
いわずにおいた。
公明党の結論は「共産党提案には根拠がない」というものだが、
それが正しいか否かはの判断は、区民にお任せしたい。
詳しくはいずれ公表される議事録をごらんいただきたい。