2012年2月21日の板橋区議会都市建設委員会のおもな内容をご報告します。
「議案22号 自転車の駐輪場整備および放置防止の条例の一部改正」は、
私もふくめ、全会一致で可決されました。
改正の内容はつぎの2点です。
①ときわ台駅北口に新たに駐輪場を設置する。
②放置自転車の撤去をおこなうための根拠を条例に明記する。
①については、利用料が有料であること、駐輪台数が周辺に置かれている台数よりも少ないなどの問題点がありますが、わたしは「区民に周知することで、あらたな放置自転車を生じさせないようにすること」を求めたうえで賛成しました。
②についても年々増加する放置自転車対策の一助になるものですので賛成しました。
しかし採決前に、「行政による自転車撤去や鍵の破壊を条例化することは、私有財産の自由にも抵触する恐れがあり、その執行については従来以上に慎重にすべき」との意見を述べました。
「議案23号 景観条例の一部改正」は
法改正に伴う字句上の整理であり、条例内容には変化はありません。全会一致で可決しました。
「議案24号 沿道地区計画地区内の建築物の制限に関する条例の一部改正」は
道路騒音を広げないために沿道の建物の新築の際に、遮音措置と高さ制限を義務付ける条例です。
今回の改正では、従来の川越街道A地区に加え、新たに同B地区を計画地区にくわえられました。
改正は全会一致で可決されました。
わたしは、条例だけでなく、助成金など具体的な取り組みをすることで、防音・遮音を実感できる施策を求めたうえで賛成しました。
「議案25号 新河岸二丁目工業地区 地区計画区域内における建築物の制限に関する条例」は、
表記地区内の工場操業環境を良好なものとするため、マンション等の建築を制限するための新規条例です。
住民主導でつくられた地区計画であり、現在は反対する住民もいません。
この議案も全会一致で可決されました。
わたしは「地区計画だけでなく、経営そのものを支援する仕組みがなければ、工業地区として保全できない」と指摘し、産業部と連携して支援策を具体化することを求めたうえで賛成しました。
お年寄りへのダブルパンチ
後期高齢者医療保険料が大幅値上げ!
10%になる
二〇一二年度と一三年度の二か年の後期高齢者医療保険料の大幅値上げを東京都広域連合議会が決定しました。
現行より一〇・三%も引き上げられ、平均保険料額は現在の年八万四千五百二十七円から九万三千二百五十八円へと、八千七百三十一円も負担増となります。
日本共産党は高すぎる保険料額を抑えるために、国や東京都から支出を増やすことを求めてきました。同連合は当初一六・一%もの引き上げ案を示していましたが、国・東京都からの交付金の積み増しなどにより、引きあげ幅が一〇・三%まで圧縮されました。
しかし、約一割もの保険料の負担増は年金支給額の引き下げ(二〇一二年度中に一・二%減)とともに、高齢者への二重の痛みとなるものです。
保険料引き上げの内容が報告された一月二十四日の区議会健康福祉委員会では「後期高齢者医療保険料をこれ以上引き上げないように広域連合議会に区議会から意見をあげてほしい」とする陳情も審議されました。
同陳情について日本共産党と生活者ネットは採択を主張しましたが、自民、公明、民主の各議員が「引き上げには反対だが、しかたがない」などと述べ、陳情を不採択にしました。
◆国保も介護保険も
同委員会では、区の担当者から①国民健康保険料も二〇一二年度に約〇・四%引き上げる計画があること、②介護保険料額も二〇一二年度からの三か年で、現在月額平均四千百十九円から八%増の四千四百五十円に引きあがると想定されることが明らかにされました。
連続する負担増に対し日本共産党のかなざき文子、竹内愛両議員は「引き上げとならないよう区は努力をつくせ」と強く求めました。