きょうの区民環境委員会で「環八道路の騒音対策に関する陳情」が全会派一致で採択されました。板橋区区議会から都知事あてに意見書が提出されます。
板橋区と練馬区を結ぶ区間が現在工事中の幹線道路=環状8号線については、沿線住民の皆さんから、騒音や大気汚染などを心配する声が出されていました。東京都は騒音について、事前予測にもとづいて、環境基準を満たす騒音対策を施すと表明していました。しかし、住民側が独自に調査した結果、都が行なった予測方法は古い手法であり、最新の手法で予測すると、騒音がいっそうひどいものになることがわかりました。
陳情は「板橋区議会として、(東京都の)現在の騒音対策の計画を再検討し、新型遮音壁の採用もふくめ効果的な騒音対策を実施するよう、東京都に要望」することを求めるものです。
日本共産党をふくめ自民、公明、民主の各党から、最新の手法を用いず古い手法での予測値を前提にした対策しかとろうとしない東京都に対し批判の声が出されました。