ことし6月、酒に酔って女性バスガイドに傷害を負わせた板橋区の総務部長に対し、今日付けで「停職7日間」の懲戒処分が下されたことが発表されました。あわせて区長、助役が管理監督責任をとって給料10分の1を一ヶ月間辞退するといいます。総務部長本人は退職する意思を表明しました。いま全国的に酒にまつわる公務員の不祥事があいついでいますが、板橋区でも事件があったことは残念でなりません。
区長は発表したコメントのなかで「職員の綱紀の保持については、ことあるごとに喚起してきましたが…」とのべていますが、それならなぜ3ヶ月も事件を公表しなかったのか? たいへん疑問です。事件が報道されてからあわてて処分を決定しましたが、公表と処分の遅れについて「身内意識があったのでは…」と疑われても仕方ありません。なぜ遅れたのかを究明し、反省することが再発の防止につながると思います。
板橋区総務部長、酔ってバスガイド殴る
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