目黒区の某公党の区議団の6人全員が政務調査費を「不正」につかっていたとして、約772万円を返還したうえで、議員を辞職したといいます。
自家用車の車検代金を「調査中の故障を修理した」といって支出させたり、都内の移動でつかったはずのタクシーの領収書が沖縄県で発行されていたりと、“見解が違った”ではすまされない“詐欺まがい”の行為です。
品川区でも政務調査費をつかって「カラオケ」や「しゃぶしゃぶ」のお店に行っていた他の政党が、区民から「不正支出」と指摘され、裁判で訴えられています。
きょうお会いした方から「板橋でも同じようなことがあるんじゃないの?」と尋ねられました。「ないと思います」と私は答えましたが、それは(不正支出があったとは聞いたことがない)という意味でしかありません。
目黒にしても品川にしても、問題が明らかになったのは区民が政務調査費が支出されている領収書をじかに見て、そこに矛盾や不明な点があることを知ったからです。
板橋区では、区民が領収書を確認するすべがいまだにありません。私もふくめ日本共産党板橋区議団は、政務調査費の支出報告書に領収書を添付し、区民にも公開することを条例提案しています。やましいお金のつかい方をしていなければ当然のことだと思います。
政調費で車検・バスツアー 公明区議が全員辞職 東京・目黒
Excite エキサイト : 社会ニュース