「いきいき暮らす大谷口の会」が板橋区議会に提出した「区内コミュニティバスの運行を求める陳情」が、きょうの企画総務委員会で審議されました。二度目の質疑となる今回は、区とバス会社との意見交換の内容が報告されるなど、取り組みがわずかながら前進していることが明らかになりました。
こうしたことをふまえ、陳情の第2項目「2.区内交通に関する区民の要望を調査するなど、コミュニティバスの実現にむけて具体的な調査・検討を始めてください。」については、全会一致で採択されました。
コミバスの具体的な運行地域についての第1項目「1.板橋区南部の地域(大谷口、大谷口上町、大谷口北町、向原、小茂根、東新町、東山町、桜川)と板橋区役所、老人医療センター、豊島病院などを結ぶコミュニティバスを運行してください。」については、日本共産党は採択を主張しましたが、他党が同意せず、ひきつづき継続審査することになりました。
半分だけの陳情採択ですが、区議会としてもコミバスを推進する意思を表明したことは大きな意義があります。これを新たな土台にしてコミバス実現に私もいっそうがんばりたいと思います。