防衛省がステルス戦闘機を開発中だといいます。開発総経費は466億円で、「心神(しんしん)」という名前まで決めているそうです。
ステルスとは、レーダーで探知されにくくする技術のことですが、外国の領空内奥深くに侵入するときならともかく、「専守防衛」の自衛隊に何でステルス機が必要なんでしょうか?
ロシアや中国のステルス機に対抗するレーダーシステムの検証のために、この「心神」を「仮想敵機」として実験に使うという説明もあるようですが、レーダー「実験」のためにわざわざ466億円もつぎ込んで独自開発する必要があるとは思えません。 何のためのステルス機なのか? まさか、防衛省の幹部や政治家が軍事商社といっしょにゴルフ場に行くために便利だから…というわけではありますまい。
国民の目というレーダー網をかいくぐり、新たな軍拡に走ることは許されません。
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