きのうときょうは都市建設委員会が開会されました。
区議会閉会中の委員会審査ということで、これまで継続審査扱いになっていた陳情15件と報告事項3件が議題となりました。
陳情審議のなかでうれしかったのは
「区立東新保育園前道路における園児の安全確保をもとめる陳情」が自民、公明、民主、生活者ネット、共産の全会派一致して採択されたことです。
東新保育園前の道路は石神井川沿いの狭い道路で車歩道が分離されておらず、通園する親子にとってたいへん危険な道路となっています。この危険な状況を改善するための有効な対策を講じてほしいという、当然の要求でしたが、陳情採択までに半年もかかってしまいました。
しかし、半年の間、何も進展していなかったわけではありません。
路面のカラー舗装が新しくなり、保育園の門前にカーブミラーも設置されました。地元の警察にはパトロールの強化を約束してもらいました。決定的な安全対策とはいえませんが大きな前進です。
今回の委員会で私は「安全が確保された」と自信をもっていえるように、さらなる安全対策をとることを求め、具体的には保育園・児童館についてもスクールゾーンを設定すること、現行30キロ制限となっている当該道路の速度規制を20キロに改定することを提案しました。
警察は速度規制の改定について「変える方針はない」と拒否していますが、今回、区議会として陳情採択をしたことをふまえ、警察への要望を強めていきたいと思います。