板橋南後援会ニュース6月号に寄せられた投稿を紹介します。
副都心線が「福」と「新鮮さ」をはこぶためには… (小茂根 M・I)
地下鉄・副都心線が六月十四日に開業しました。小竹向原駅から、池袋、新宿三丁目、渋谷に直通で行けます。ワープロで「ふくとしんせん」と打つと「福と新鮮」と誤変換してしまうのですが、その通りに幸福と新鮮さをまちに運んできてほしいものです。
しかし、開業日から四日連続でダイヤの乱れや停電などトラブルが続発。十六日には小竹向原駅で、各駅停車の電車が誤って急行電車用の線路に進入するという大事故にもつながりかねないトラブルも…。原因について東京メトロは、乗客の多さや、小竹向原駅での他社線との乗り入れに乗務員が不慣れであったことをあげています。しかし問題の背景には、運転手ひとりで電車を運行する「ワンマン化」があるのではないでしょうか?
実際に乗ってみると、「電車が遅れて、心からおわびします」などと臨時の車内アナウンスが流れるのですが、これを運転手が話しているのかと思うと、運転がおろそかになりはしないか、心配になってしまいます。安全と定時性という鉄道の基本中の基本を確保するためにも、ワンマン化は見直してほしいと思います。